心の症状（うつ病など）でお悩みの方へ

記事公開日　2021年8月
記事更新日　2023年8月

こんにちは、ブナの木整体院の斎藤好幸です。
この記事では、心の症状（うつ病など）の症状や原因、整体施術についてご説明させて頂きます。
あなたの辛い心の症状に、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

体と心とは、どこまでが体で、どこからが心なのだろう？

哲学者の池田晶子氏は「体と心は、ひとつのものの二つの側面」と述べています。

心の症状に対して、体という「側面」から改善しようとするのは、とても良いアイディアだと思います。

どのような整体でもマッサージでも体は変化するので、おのずと心も変化するということです。（ヨガやストレッチでも、気分が変わりますね）

体を整える整体院は心を整える整心院でもあるということですね。

例えば「突き指」をした瞬間。

痛みを感じた瞬間、呼吸は乱れ、怒りや後悔ような複雑な感情が出てくると思います。

ほんの指先の怪我でさえ呼吸や心に影響します。

こんなふうに体と呼吸と心はパーツではなく、全て離れがたくつながっているということですね。

調身・調息・調心。

座禅やヨガに親しんで来られた方や救いを求められた方は、目にしたことのある言葉と思います。

・調身　体を整える

・調息　呼吸を整える

・調心　心を整える

私は調身、調息、調心には順番があると思います。

まずは、調身なのです。

１．体の歪みを取り姿勢を正す。（調身）

↓

２．姿勢が良くなれば呼吸筋が動きやすくなるので、呼吸も深くなり自律神経のバランスが良くなります。（調息）

↓

３．自律神経のバランスが良くなれば、必ず心の状態も変化していきます。（調心）

ブナの木整体院では、下記の3つの矯正とTFT（思考場療法）で辛い心の症状の改善を目指します。

うつ病でブナの木整体院に通われているお客様の話しです。

その患者さんは、精神科の先生にセルフケアとして腹式呼吸を指導されていて、毎日行っているということでした。

実際にどんなふうに腹式呼吸を行っているか見せてもらったところ、肩に力が入り、お腹はあまり動いていませんでした。（つまり腹式呼吸になっていなかったのです）

この呼吸法では苦しくないですか？とお聞きしたところ、苦しいけど続けないといけないと思い続けているということでした。

うつ病のセルフケアとして腹式呼吸はとても良いと思うのですが、正しい腹式呼吸のやり方までは医療の現場では手が回らないのかも、とその時感じました。

そのお客様に対してはは、整体で筋肉が緩んだ後、正しい腹式呼吸のやり方をお伝えして、楽に腹式呼吸ができるようになりました。

うつ病は専門の先生の診断と治療が必須と思います。

ですが医療の現場で手が回らないことも、整体院だからこそ（そのサポートとして）できることがあるのでは？と考えます。