骨盤を締める(閉じる)

女性の患者さんから、骨盤を締めるには、どのようなエキササイズを行えば良いかという質問を受けることがあります。
(体の痛みの症状が治まっていれば、私はピラティスをお勧めしています)

まだピラティスのようなエキササイズが出来る状態でない方、または運動することが苦手な方なら、無理にエキササイズを行うこともないと思います。
日常的な姿勢を正せば、エキサイズを行わなくても骨盤を締めることができるからです。

骨盤を締める=筋肉の機能向上

骨盤を締めるとは、具体的には、骨盤を締めるための筋肉の機能を向上させるということです。
これらの筋肉は、体の奥の方にある筋肉で、インナーマッスルと言います。

骨盤を締めるためには複数のインナーマッスルの機能を向上させる必要があります。
横隔膜、腹横筋、骨盤底筋群、多裂筋といったインナーマッスルです。
複数のインナーマッスルのグループなので、インナーユニットと言います。(下図)

歪んだインナーユニットのイラスト

姿勢が悪いと骨盤は開きやすい

下図のような骨盤を後傾させた姿勢では、インナーユニットは機能低下します。
骨盤が開きます。

骨盤が開く姿勢

また、妊娠中の重心の変位によって、産後のインナーユニットは機能低下します。

妊娠中の骨盤の画像

正しい姿勢で骨盤が締まる

当院で指導している「骨盤を立てた姿勢」になると、インナーユニットが機能し始めます。(下図)

骨盤が締まる姿勢のイラスト

インナーユニットの機能が向上すれば、骨盤は締まります。