心の症状(パニック障害、うつ病など)

心の症状に、整体院で出来ること

うつ病でブナの木整体院に通われている患者さんの話しです。
その患者さんは、精神科の先生にセルフケアとして腹式呼吸を指導されていて、毎日行っているということでした。
実際にどんなふうに腹式呼吸を行っているか見せてもらったところ、肩に力が入り、お腹はあまり動いていませんでした。
(つまり腹式呼吸になっていなかったのです)
この呼吸法では苦しくないですか?とお聞きしたところ、やはり苦しいとおっしゃっていました。

腹式呼吸をセルフケアにするのはとても良いと思うのですが、正しい腹式呼吸のやり方までは医療の現場では手が回らないのかも、とその時感じました。
その患者さんは、整体で筋肉を緩めて、呼吸筋をストレッチした後で、ようやく正しい腹式呼吸が出来るようになりました。

医療の現場で手が回らないことも、整体院だからこそ(そのサポートとして)できることがあるのでは?と思います。

体と心

近年、心の症状で整体院へいらっしゃる方が増えています。
ですが整体は万能ではないですし、まして私は心の症状の専門医でもありません。
心の症状も整体におまかせ下さい、と安易には言えないのです。
しかし、心の症状で来院される患者さんは、皆さん肩こりや頭痛など体の症状もお持ちです。
そして、そういった体の症状が楽になるのと同時に、心の症状も軽くなられるようです。

体が楽になったことで、心の症状も軽くなる・・・。
そういった患者さんの様子を何度も目にすることで、体を楽にすることができれば、心の症状も整体で対応できるのでは?と考えます。
そして、こんな素朴な疑問を持つことがあります。

体と心とは、どこまでが体で、どこからが心なのだろう?

以前読んだ本の中にこんな言葉がありました。

体と心は、ひとつのものの二つの側面なんだ
(池田晶子著「14歳からの哲学」 )

心の症状に対して、体という「側面」から改善しようとするのは、とても良いアイディアだと思います。
どのような整体でもマッサージでも体は変化するので、おのずと心も変化するということです。
(ヨガやピラティス、ストレッチ等でも、気分が変わりますね)

心の症状に姿勢矯正

また、当院の姿勢矯正も、体から心に対するアプローチになります。
姿勢が良くなると気分が良くなります。
(脳神経が圧迫から解放される、呼吸が楽になる、等根拠はあります)

減薬

心の症状で当院に通われている方は、専門医に定期的な診察と治療を受けている方がほとんどです。
症状が改善に向かうと、皆さん専門医に減薬の相談されるようです。
整体で心の症状をサポートする場合、当面の目標は「減薬」になると思います。