TCH(歯列接触癖)の症状と施術

ブナの木整体院には、姿勢矯正時のチェック項目があるのですが、その中に「上の歯と下の歯が接触していないか?」という項目があります。

例えば、骨盤の角度、鎖骨、首等、全てクリアになっても、上下の歯が接触している状態では、筋肉の疲労が起こってしまうので、良い姿勢とは言えません。

TCH時に緊張する筋肉

下図のように上下の歯が接触すると、1の咬筋と2の側頭筋が緊張します。
そして、3の胸鎖乳突筋と4の僧帽筋も緊張します。

TCHと筋肉のイラスト
(illustration by フリーメディカルイラスト図鑑)

TCHと症状

上図1の咬筋と2の側頭筋の緊張は、顎関節症の原因になります。
3の胸鎖乳突筋と4の僧帽筋の緊張は、肩こり、頭痛などの症状の原因になります。

また、胸鎖乳突筋と僧帽筋の緊張は、頭の位置を前に移動させて顎を突き出すような姿勢にさせるので、ストレートネック、猫背姿勢の原因になります。

ストレートネック、猫背姿勢は、背骨を歪ませるので、腰痛や膝痛、内臓の不調など、その影響は全身に及びます。

また歯が接触すると、交感神経が優位になるので、副交感神経とのバランスが崩れて、自律神経が乱れ、めまい、耳鳴り、不眠などの原因にもなります。

触って確認できます

ちょうと「エラ」のあたりに指を置いて、(咬筋)がどんな風に緊張するのか確認することができます。
歯と歯をくっつけた状態の時と、歯と歯を開いた状態の時、筋肉の状態を触って確認してみて下さい。
筋肉が固くなるのが指先に伝わったのではないでしょうか?

安静空隙

では、上下の歯と歯がどれだけのすき間があれば良いかというと、1ミリから3ミリぐらいです。
このすき間を安静空隙と言います。

軽く接触させてから離す

実は、私も歯列接触癖があります。
生真面目な人がなりやすいということなので。(笑)

哀愁カピバラ哀愁カピバラ

チッ

癖なのですぐには治しにくいですが、日常で歯の接触に気が付いたら、離すということを繰り返す以外にないと思います。
癖に対する「気づき」の他に、パソコンや部屋の壁などに、「TCH!」等、注意を喚起するメモを貼っておく方法が効果的ということです。

また、歯を離す際には、最初から離した場所に置こうとすると、筋肉に力が入ってしまうので、一度軽く歯を合わせてから脱力すると良いと思います。

TCHと小顔

筋肉は使うと肥大化します。
それは顔の筋肉も同じなので、TCHによって、咬筋や側頭筋が発達すると、エラが張ったり、頭が大きくなったりしてしまいます。

TCHの女性のイラスト
( illustration by フリーメディカルイラスト図鑑)

ちなみに私はといえば、帽子のサイズがLLでもきつめです。(-_-;)

ブナの木整体院でのTCHの施術

当院では、背骨の調整によって、「咬筋」「側頭筋」「胸鎖乳突筋」「僧帽筋」の全ての筋肉をゆるめます。
(それに加えて、すでに顎関節症の方には、顎関節症を緩和させる手技があります)
その後、姿勢矯正で歯と歯を安静空隙に矯正します。