ヴィパッサナー瞑想

一冊の本

今から10年ぐらい前になりますが、一冊の本に出会いました。
地橋秀雄著「ブッタの瞑想法 ヴィパッサナー瞑想の理論と実践」という本です。

ブッダの瞑想法

 

それまで宗教的なことはもちろん、瞑想にもあまり関心がなかったのですが、自身の整体師としての感覚をバージョンアップさせる必要を感じ、なにかエキササイズ的なものはないだろうかと探していた時だと思います。

瞑想の合宿

本の序章に、今すぐ実践してみたい人は第四章から読んでみてと書いてあったので、その通りに第四章から読んで瞑想を実践すると、すぐに効果が実感できて驚きました。

そしてこの瞑想法は長く続けるべきものだと直観しました。
ただ本は詳細で分かりやすかったものの、このやり方で本当に正しいのだろうか?という、多少の不安と迷いはありました。
それで、著者である地橋先生の開催する瞑想会や合宿に参加して、正しい瞑想のやり方を教えてもらうことにしたのです。
ヴィパッサナー瞑想合宿の同時期に、有名な整体のセミナーもあったのですが、迷わずこちらのセミナーを選択したのを覚えています。

ヴィパッサナー瞑想合宿の間は、1日中瞑想(歩く瞑想と呼吸の瞑想)を繰り返し、途中で地橋先生とのマンツーマンの面談もあったりと、とても贅沢な内容でした。
地橋先生には、「瞑想が上手ですね。20人に1人ぐらい上手ですよ」とお褒めの言葉をいただきました。
「20人に1人か、微妙だな・・・。」と心の中で思ったのを覚えています。(笑)

マインドフルネス瞑想

最近はマインドフルネス瞑想という、ヴィパッサナー瞑想を元にした瞑想が流行しているようです。
それは、ストレスでダメージを受けた脳の回復にとても効果があるらしいとのこと。(NHKでやっていました)
当院では以前から、さりげなく「感覚」や「呼吸」といったフレーズを、施術の中に入れていたのですが、これからはマインドフルネスという、どうやら市民権を得た言葉を使ってもいいのかなと、最近感じています。

ただ、マインドフルネス瞑想を日々のルーティンとして取り入れるのなら、一度ヴィパッサナー瞑想の本も読んでおいた方が良いと思います。
瞑想の実践的なやり方だけでなく、背景にある仏教の「無常観」と「慈悲」は、マインドフルネス瞑想を継続させる強力なモチベーションになると思います。
そういう意味で、すでにマインドフルネス瞑想を行っている人にも、この本はおススメです。

2016年は、本日でブナの木整体院は仕事納めになります。
今年一年を振り返ると、最初に「感謝」というサティが入ります。
そしてもっとできたかなという、「反省」です。

それから、すぐに雑念がうかび「空腹」というサティかな。(笑)
皆様、ありがとうございました。良いお年を。