もみ返しにならない肩もみのコツ

家族に肩もみしてもらったら、次の日肩が余計辛くなってしまった経験ありませんか?

当院にも以前、娘さんに肩もみしてもらったら、逆に肩が痛くなったという人が整体院にいらっしゃいました。
あまりにも熱心に(良かれと思って)肩をもんだがため、いわゆる「もみ返し」という筋肉の炎症が起きてしまったのです。
日々肩こりに悩んでいるお母さんを何とかしてあげたいという、優しい気持ちが逆に出てしまったので、とても残念だと思いました。

私が長年使っている整体手技のひとつに「指針整体」というのがあります。
指針整体は、もみ返し無く筋肉を直接ゆるめることが出来る整体手技です。
今回はその「指針整体」をベースにして、家庭でできる肩もみのコツを紹介します。

肩もみ上手になる3つのコツ

1.姿勢を良くする

2.手を密着させて、指先は立てない

3.腕を丁度良い長さに

上記の3つを心がければ、今日からすぐに肩もみ上手になれます。
では、一つずつ説明していきます。

1.姿勢を良くする

この場合の姿勢は、「肩もみする人」の姿勢です。
肩もみする人が下図のような姿勢では、腕の力だけに頼ってしまい心地良い力を伝えることができません。
腕だけの力とは、「小手先の力」です。

姿勢が悪い女性のイラスト

下図のような正しい姿勢にすると、腕だけでなくお腹(丹田)から力を伝えることができます。
安定した力を伝えることができるので、肩もみされている人に心地良さがあります。
また、腕の力をあまり使わないので、肩もみしている人も疲れません。

良い姿勢のイラスト

2.手を密着させて、指先は立てない

手は密着させると、心地良さにつながります。

肩もみの手の画像2

手が密着していないと、棒で押しているような感じで痛いです。

肩もみの手の画像1

また、指先は立てずに、むしろ反らすぐらいの方が心地良さが伝わります。

肩もみの手の画像4

指先を立てると、不快です。

肩もみの手の画像3

3.腕を丁度良い長さに

肩もみする人が腕や手首の疲労感を少なくするためには、腕の長さに気をつけると良いです。
(腕を伸ばしすぎたり、肘を曲げすぎると疲れてしまいます)

字を書いたり、箸を持ったりする腕の長さが丁度良いです。

以上、肩もみする人が疲れないように、肩もみされる人が心地良さを感じて頂けるように、ちょっとしたコツを紹介してみました。
どれもすぐに実践できると思います、ぜひお試し下さいませ。