姿勢と重心

姿勢と重心

背骨には、細い骨と太い骨があります。
首は細く、腰は太いです。

背骨のイメージ

これはそれぞれ、意味があって細かったり太かったりします。
例えば、腰の骨が太いのは、上半身の重さがここに乗るからです。
座っている時、「重心」になる場所だからです。

猫背の重心

ですが、猫背になるとどうでしょうか?
実際に猫背姿勢になってみると分かります。
重心が肩甲骨の間あたりに移動して上がってしまいます。
(下図の赤い部分)

猫背の重心のイメージ

ここの骨は腰ほど太くありません。
重さを乗せる作りにはなっていないのですね。

肩甲骨の間あたりに重心があると、その周囲が重さを感じます。
重さを感じれば背中、肩、首、頭の筋肉が収縮します。
そして血流が悪くなり、コリができやすくなります。

正しい姿勢の重心

正しい姿勢で座るには、坐骨を下にして座り、骨盤を立てます。
それから、頭の位置と顎の角度を修正します。
そうすると、お腹の奥に重さが感じられるようになります。

正しい姿勢の重心のイラスト
背中、肩、首、頭は、脱力しているので楽な状態になります。

解剖学的に正しい姿勢と重心

骨の細さ、太さ、筋肉の大小は、それぞれ役割があってのことです。
解剖学的に正しいとは、それぞれの役割を充分機能させるということです。
解剖学的に正しい姿勢と重心を心がけると、痛みの早期改善や予防になります。

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