姿勢と自律神経

姿勢と自律神経

当院では、「神経の解放(神経の流れを良くする)」という観点から、姿勢をとても重要視しています。下図は、正しい姿勢とその骨格模型。

正しい姿勢と骨格模型の画像

下図は、猫背姿勢とその骨格模型。

猫背姿勢と骨格模型の画像

骨格模型の黄色の部分が脊髄神経になります。

神経の流れと自然治癒力

上図の猫背姿勢のように、背骨と骨盤が歪むと神経の流れが悪くなります。神経の流れが悪くなると、自然治癒力が低下してしまいます。

姿勢と自律神経

自律神経は背骨の脊髄神経からつながっています。

自律神経のイラスト
(「体の地図帳」講談社)

背骨の歪みと自律神経の乱れが深い関係にあることが、お分かり頂けると思います。

ストレスと姿勢

ためしてガッテン「肺ストレッチ」

テレビで呼吸を深めるストレッチを紹介していました。(ためしてガッテン「肺ストレッチで体が変わる!呼吸コントロールSP」)

ストレスを検知する脳の「扁桃体」が働くと「呼吸」「血圧」「脈拍」の数値が上昇して「交感神経」が活発になるとのこと。

この「呼吸」「血圧」「脈拍」「交感神経」の中で、意識的にコントロールできるものは「呼吸」だけなので、呼吸数を少なくする(深める)と、ストレスが緩和され、「血圧」と「脈拍」の数値が下がり、自律神経のバランスが良くなるということでした。

要約すると、呼吸が深くなると、ストレスが緩和されて、体と心の調子が良くなる。ということです。

番組の中では、「肺ストレッチ」というストレッチ体操を紹介していました。でも、整体院にいらっしゃるような、すでに腰や肩に痛みが出ている方には、ストレッチを行うことが難しい状態です。

ストレッチが出来なくても、呼吸を深める方法があります。それは、日常的な姿勢の改善です。

呼吸を深めるための最もシンプルな方法

呼吸を深めるための最もシンプルな方法、それは、姿勢を正すことです。

姿勢が良くなれば呼吸が深くなり、ストレスが緩和されます。そして深い呼吸ができているということは、良い姿勢であるということです。

下図のように猫背姿勢になると重心が上がります。

猫背の重心のイメージ

重心が上がるということは、重心の周辺にある筋肉が緊張するので、猫背姿勢の場合、背中、肩、首、頭の筋肉が緊張します。胸が縮んでいるので、呼吸も浅くなります。

重心が落ちると、背中、肩、首、頭が緊張から解放されます。

正しい姿勢の重心のイラスト
また、お腹周りに重心があると、深く息が吐けるようになり、深く息を吐けば、自動的に吸う息も深くなります。

猫背→呼吸→ストレス→自律神経

神経の流れが悪くなる他に、猫背姿勢が自律神経のバランスにとって与える悪い影響に呼吸が浅くなるというのがあります。

猫背姿勢になる→呼吸が浅くなる→ストレスがたまりやすくなる→自律神経のバランスが崩れる

この悪い流れを断ち切るには、まずは猫背姿勢の矯正からです。

姿勢を良くする(骨盤を立てる)→呼吸が深くなる→ストレスがたまににくくなる→自律神経のバランスが良くなる

どんなに素晴らしい治療であっても、日常的に姿勢が崩れていては、自律神経のバランスは改善されにくいです。日常的な姿勢を改善することが、自律神経系の症状だけでなく、全ての症状に対して改善の近道になります。これが、当院が姿勢矯正に力を入れている理由です。

前の記事

臍下丹田