整体と自律神経

整体と自律神経

整体で自律神経のバランスを整える

複数の原因不明の症状で来院された70代女性、Aさん。
Aさんを心配した息子さんがインターネットで当院を調べて来院されました。
(息子さんは、自律神経の症状が得意で、料金が良心的な整体院を探していたということです)

Aさんの症状は頭痛、肩こり、耳鳴り、脚のしびれ、不眠症(早朝覚醒)など。

かかりつけの医院と、その医院から紹介された病院で、細かい検査を受けたけど特に異常なしということでした。
姿勢と僧帽筋の検査で、私は自律神経のバランスが崩れていらっしゃるんだなと直感しました。

自律神経のバランスが崩れている人は、僧帽筋という筋肉に特有の硬さがあります。(下図)

僧帽筋のイラスト

手の感触なのでうまく言えないのですが、単なる肩こりとはあきらかに違う特有の硬さです。

Aさんは初回の施術で、頭痛と肩こりの症状が緩和されましたが、全て消失した訳ではありません。
施術後は「呼吸がすごく楽になりました」と、何度も深呼吸されていたのが印象的でした。

それから2週間、Aさんは3日に一度のペースで来院され、脚のしびれが多少残る以外は、全ての症状が改善されました。
その後、脚のしびれ(坐骨神経痛)も改善され、現在は予防のため月に一度メンテナンスに通うだけになっています。
不眠については、朝まで長い時間眠れるようになったとのことです。

自然治癒力の偉大な力

2週間でAさんの体調は劇的に変化しましたが、その間私が整体院でAさんに行った施術は、骨盤と背骨の骨格調整だけです。
(セルフケアとして紹介した「姿勢矯正法」は、Aさんが毎日自宅で行っていたようです)

おそらく自律神経のバランスの崩れが原因で、様々な症状が出ていたAさんですが、骨格の歪みが改善されただけで、体の不調が一掃されました。
体の歪みを取ったことで、Aさんの自律神経のバランスが整い、自然治癒力が正常に働くようになったのです。
人間の持つ自然治癒力の力には、いつも驚かされます。
その自然治癒力の良い状態に保つために、自律神経のバランスを整えることは欠かせません。

自律神経はオートマチック運転

自律神経はオートマ車のギアチェンジみたいなものだと思います。
オートマ車は、走り始めから加速するまで、アクセル踏んでいれば自動でギアをチェンジしてくれます。
もし高速運転中にいきなり低速ギアに入ったら、エンジンは悲鳴をあげてしまいますね。

体の中でも同じことが起きているのではないでしょうか?
自律神経には、活動神経(交感神経)と休息神経(副交感神経)があります。
現代社会では、活動神経(交感神経)が強くなりすぎて、なかなか休息できない症状の人が多いです。

自律神経の交感神経から副交感神経への「ギアチェンジ」がスムーズに行われないのです。

体のどこに原因があって、そんなふうになるのだろう?
その原因は、背骨と骨盤の歪みにあるのでは?と、整体的には思います。
(自律神経は背骨にあるので)

↓ 自律神経の交感神経と副交感神経

自律神経のイラスト
(講談社、「からだの地図帳」より)

背骨は脳と体の神経伝達

自律神経の乱れは、脳と体の神経伝達がスムーズにいかないからです。
そして首と頭の境目は、脳と体の神経伝達にとって、とても重要な場所になります。

頭蓋骨と首の境目の首側

そして、その頭と首の境目のある場所というのは、背骨の上です。

ですから、その頭と首の境目の歪みを矯正するには、その下にある骨盤と背骨全体を矯正しなければならないということなのです。

背骨と骨盤の歪みのイラスト

脳と体の神経伝達がスムーズになると、揉んだり押したりしなくても、筋肉は自動的にゆるんでいきます。
(背骨の矯正後に、全身の筋肉が柔らかくなるのはこのためです)

これが、自然治癒力が高まった状態です。

筋肉が緊張状態から解放されると、押しても痛みはありません。
本来、人間の体は、どこを押しても痛みがなくて正常です。

背骨の調整=自律神経の調整=ブナの木整体院の整体

病院等で原因不明と言われる症状は自律神経に問題があることが多いです。

例)頭痛、吐き気、めまい、肩こり、腰痛、眼精疲労、呑気症、ストレス性胃炎、うつ症状等々・・・。

ブナの木整体院はソフトな施術で、自律神経の症状の原因となっている背骨と骨盤の調整をする整体院です。