整体とセルフケアで、血圧が下がった!

整体と血圧

上160、下100

肩と首の痛みで定期的に来院されているFさん。(50代男性)
二日酔いで頭痛がひどく、血圧を測ってみたら、上160で下100だったとのこと。(-_-;)
やばい、と思い深呼吸してからもう一回計ったら、上170下110と更に上昇。
さらに翌日、二日酔いがだいぶ良くなった状態で計ったら、上160下100とやはり高かったとのこと。

下図は収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)のイラスト

収縮期血圧と拡張期血圧のイラスト

整体で血圧下げてください

ちなみにFさんは健康診断では、血圧は高めですが薬を飲むほどではない「要観察」とのことでした。

そして二日酔いの翌々日に当院にいらっしゃいました。
血圧が上160下100だったら、病院で医師の診察を受けなければならないレベルなので、Fさんにもそう伝えました。

でもFさんは「病院に行く気はないんで」となぜか強気の構え。
そして「整体で下げて下さい」とおっしゃいます。

とりあえず僧帽筋(下図)を検査すると、ガチガチでした。

僧帽筋のイラスト

施術後は僧帽筋がふにゃふにゃになったので、これで体の過緊張と自律神経のバランスは良くなったと思いました。
ということは、血圧も一時的には下がっているはずです。

さらに、Fさんには、血圧を下げるための3つのセルフケア(宿題)を用意しました。

1.節酒(アルコールの量が多いようなので)

2.呼吸法

3.首の温熱療法

それと、Fさんは家に血圧計があるので、血圧計を測定する時はいつも同じ時間、できれば起床時に測定して下さいと言いました。
(血圧は1日の中でかなり変動します)

そして2週間後

来院されたFさんは、顔が幾分ほっそりした印象でした。
顔にむくみがないので、アルコールをセーブしていたのが分かりました。

「血圧、下がりましたよ」とFさん。
上135、下85だそうです。
まだ高めではありますが、だいぶ改善されたと思います。

施術前に僧帽筋の検査をしてみると、以前よりだいぶ柔らかくなっていました。
施術後には首も肩も、ほぼ痛みが消失していたので、施術間隔を空けるように提案しました。
(セルフケアは継続して下さいとお伝えしました)

アルコールと血圧

適量のアルコールなら、逆に血流が良くなるから、血圧が下がって体に良いという話しを聞きます。
確かに酔っている時は、血圧が下がります。
実際に私自身、飲酒している時の血圧を測定したことがあるのですが、血圧上下ともに10ぐらい下がっていました。
ですが、問題は酔いが覚めた翌日です。
二日酔いになるほど飲んでいなかったのですが、ほんの少し血圧は上がっていました。

毎日飲酒する習慣があれば、毎日少しづつ血圧が上がるようになると思います。
私がすすめる「節酒」は毎日酒量を減らすのではなく、全く飲まない日を増やすという「節酒」です。
アルコールはだんだん耐性ができて、少しづつ酒量は増えていくので。

血圧を下げるのであれば、飲酒は休日前だけにするなど、全く飲まない日を増やす「節酒」が必須です。

二種類の高血圧

高血圧には2種類あります。
「二次的高血圧」と「本態性高血圧」です。
今回Fさんの高血圧は、生活習慣や過度の飲酒が原因の本態性高血圧だったと思われます。
(日本人の85%ほどが、この本態性高血圧だそうです)

本態性高血圧は、自律神経の乱れとも関係するので、整体の適用範囲になると思います。
(整体だけでなく、毎日のセルフケアも必要です)

「二次的高血圧」は高血圧の原因があるので、原因を治療する必要があります。

ブナの木整体院の施術室には血圧計が置いてあります。

血圧計のイラスト

術前術後に血圧をチェックしてみたい方は、ご自由にお使い下さい。

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