顎関節症とTCH

顎関節症とTCH

TCHとは

TCH(Tooth Contacting Habit)とは日本語では、歯列接触癖のこと。本来、上下の歯の間には数ミリ程度の隙間があり、接触していないのが正常な状態です。接触するのは、食事をしたり会話をしたりする時だけです。食事をしたり会話をしている時も、もちろんずっと接触し続けている訳ではなくて、上下の歯が接触している時間は一日でわずか数十分程度です。

顎関節症の原因に

歯を食いしばったり、歯ぎしりじゃなくても、軽く接触しているだけでも、それが長時間に及べば、顎関節や咀嚼筋(噛むときの筋肉)に大きな負担がかかります。つまり顎関節症の原因になるということです。

口の中でも、正しい姿勢を!

口の中にも、3つの正しい姿勢があります。

・唇は閉じています
・歯は離れています
・舌は上顎にくっついています

これが、口の中の正しい姿勢です。整体的には、楽にこの姿勢が出来、維持させるためには、顔の角度も重要だと考えます。椅子に座り、下図のように骨盤から良い姿勢になった状態で、なるべく顎の力を抜いて下さい。

椅子に座った良い姿勢
顎の力を抜くって言われても難しいですよね。上下の歯をちょっとだけ噛みしめてから離すと、力を抜く感覚が分かるかと思います。そしたら、下図のように、顔を上、下、真っ直ぐと動かしてみて下さい。

顔の角度、上、下、真っ直ぐ
・顔を上に向けると、唇と歯の両方が離れ、いわゆる「ぽかーん」とした顔になります。
・顔を下に向けると、唇と歯の両方が接触します。
・そして顔を真っ直ぐに向けると、唇は接触しているのに、歯は離れているという姿勢になります。なりましたか?(笑)

顎を出さない、顎を引きすぎない、顔を真っ直ぐ前を見る正しい角度にすれば、唇は閉じ歯は開きます。すでに接触癖のついている人は、唇と歯を別々に動かす(唇はくっつけて、歯は離す)のが難しいかもしれません。気が付いた時修正する、を繰り返して、少しづつ改善させていけば良いと思います。

解剖学的に正しい姿勢

ブナの木整体院は、姿勢を矯正して、正しい姿勢にして、体を楽にしましょう、という考えです。そして正しい姿勢とは、解剖学的に正しい姿勢のことです。唇が開いていては、口呼吸になってしまいます。呼吸は、口の本来の働きではないですし、鼻という高性能な加湿機能付き空気清浄器を使わないのは、もったいないのです。

口呼吸をしない